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*ミルフォイユ (アンダンテ)…週末限定苺のミルフォイユ

*黒胡麻のプリン (パティスリーキハチ)…濃厚な黒ゴマの層がやめられない

*キャラメルカスタード (フェルヴェール)…卵屋さんの作るプリン

*クロワッサン・オ・ザマンド (メゾン・カイザー)…クロワッサンにアーモンドクリームがたっぷり

*モンブラン (デフェール)…メレンゲの風味が絶妙

*クイニアマン (ブルトン)…パン屋の作る大きなクイニアマン

*ファーブルトン (ビゴ)…プルーンの入ったプリンのようなお菓子

 
 
 

・ミルフォイユ(アンダンテ)

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 千葉県は松戸市にあるケーキ屋さんの週末限定の苺のミルフォイユ。
 フィユタージュはサクサクして上面がキャラメル状。クリームは生クリームとカスタードを合わせたものでまろやかな味がフィユタージュとあっています。都内の有名なお店の高いミルフォイユよりもよっぽどおいしい一品です。

・黒胡麻のプリン(パティスリーキハチ)

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 黒ゴマのペースト部分と下の黒ゴマのプリンの部分の2層に分かれたまったりゴマプリン。ロングセラーでずぅっと前からありますが、今なお人気のある商品のようです。
 初めて食べたとき、その上部の濃厚な味にはっとさせられたものです。下のプリンの部分もなめらかでごまの味がしっかりしておいしいです。ゴマ好きでなくとも一度は試して欲しい。

・キャラメル・カスタード (フェルヴェール)

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  良質の卵屋さんメーカーが作るカスタードプリン。卵の味がしっかりと感じられる濃厚なプリンです。色は黄色というよりむしろオレンジ色で、スプーンですくうと、ぷるんともしないほどみっしりした生地。 子供のころケーキがあまり好きではなかったがプリンだけは好んで食べたのですが、フェルベールのキャラメル・カスタードは、こういう昔から食べている懐かしい味がします。
 プリンは風味の点で「クリームたっぷりやわらか系」と「卵の味がしっかりカスタード系」に分けられると思いますが(個人的な分類)、フェルベールのキャラメル・カスタードはもちろん後者です。最近生クリームをたっぷり使ったやわやわ系のプリンが流行ですが、もちろんこういうのもおいしいですけど、私の中でおいしいプリンといって心の中に思い浮かべるのは、だんぜん、ちょっぴり歯ごたえのあるこのカスタード系です。<

・クロワッサン・オ・ザマンド (メゾン・カイザー)

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 メゾンカイザーで一番有名なのがバゲットで、その次位がクロワッサン。それで、そのクロワッサンで作ったクロワッサン・オ・ザマンドはやっぱりおいしいのです。

・モンブラン (デフェール)

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モンブランは下がタルトだったりビスキュイだったりするものがありますが、私はやっぱりメレンゲの台で作ってあるものが一番好きです。 デフェールのモンブランもメレンゲの台で作られたものですが、とにかくこのメレンゲがおいしい!メレンゲだけで食べてもいいぐらい。そしてその上の、やわらかいマロンクリームと生クリームの味と三位一体になって、口の中でとろけるのです。 この味わいはやっぱり購入したその日にいただくのが一番だと思います。

・クイニ・アマン (ブルトン)

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 ここのクイニ・アマンはとにかく大きい。1つで4人分ぐらいありそうなサイズです。クイニ・アマンはブルターニュ地方の醗酵菓子で、有塩バターをたっぷり使った濃厚なパイ菓子といった風情のパンです。ここのパン屋さんが「Breton(ブルトン)」(ブルターニュ人、ブルトンのもの)という名前だけあって、特にブルターニュのものに力を注いでいるのでしょうか。大きいからといって大味ではなく(あたりまえか)、グラニュー糖がキャラメルになった外のカリカリ部分と、大きいがゆえに内部のふわふわな部分もたっぷりと味わうことができます。
 実際にブルターニュに行くと10センチ以内の小さなポーションタイプのものの他に、大きな、それこそ一人で食べたら1週間ぐらい盛ってしまいそうなクイニ・アマンもあります。ノルマンディーに近いブルターニュの有名な巡礼地、モン・サン・ミッシェル大聖堂に行ったとき、観光のおみやげ物屋さんで大きなクイニ・アマンを買いました。このお菓子は日持ちするから良いのですが、やっぱり数日かかって食べきりました。ちなみに「ブルトン」のクイニ・アマンは上にもボリュームの有るかさ高のタイプでしたが、モン・サン・ミッシェルのものは薄ぺらい形でした。

・ファー・ブルトン (ビゴ)

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 ファー・ブルトンはこれまたブルターニュ地方のお菓子で、プルーンを入れて焼いた粉入りのプリンのような食べ物です。フランスでは「フラン」というプリンをもう少し硬くしたようなお菓子があります。 タルト台の中に粉の入ったむっちりしたプリン生地のようなアパレイユを流して焼いたお菓子で、フルーツなど何も具が入らないものは「フラン・ナチュール」「フラン・パリジャン」といった呼び名でパリの街角のパン屋さんでも普通に売られています。 かのジェラール・ミュロでも売られていますよ。
 さて、このファー・ブルトンは、中にプルーンが入っているのが特徴で、むちっとしたプリン生地とほのかに酸味を残したやわらかいプルーンがとてもおいしいです。