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27 August 2005  

■ パリ生活記 ■

 ■ コインランドリーでお洗濯



■近所のコインランドリー。前に来たときより「故障中」の機械がへった。

 家具つきの家と言えども、洗濯機までついているアパルトマンはなかなか少ない。ということで、コインランドリーのお世話になることになる。近くにコインランドリーがあるかどうかは、だから結構重要で、家を借りる前にチェックしたほうがよいだろう。とくに料理学校に入る場合はユニフォームを洗濯しなくてはならないのでさらにチェックが欠かせない。そうは言っても、パリには至るところにコインランドリーがあるのでご安心を。
 私の住んでいる家の最寄のコインランドリーは、大きい通りをはさんだ向こうにあり、近いといえば近いほうだろう。故障中の洗濯機がちらほらあるものの、きちんと掃除や整備が行き届き、気持ちのよいランドリーだ。パリは都会だし、いたずらされるおそれもあるので、洗濯中はできればその場を離れないほうが無難だろう。
 乾燥機もあるので、旅行中に利用するのもお勧めだ。

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28 August 2005  

■ パリ生活記 ■

 ■ fromage blancフロマージュ・ブラン


 
■danoneダノンのfromage blancフロマージュ・ブラン、ジョッキー(という商品名)。
脂肪分半減タイプ。小さいのが8個入っている。

  ヨーグルトなど小さいポットに入った乳製品は、朝食や夕食後のデザートとして欠かせない。その中でもぜひ味わっておきたいのは、フロマージュ・ブラン。日本にもfromage fraisフロマージュ・フレという名前で輸入されているが、これはfromage blancと同意ということだ。
 さて、このフロマージュ・ブランはフランスの地方菓子クレメ・ダンジュなどにも使われるのだが、そのまま食べてももちろんおいしい。ヨーグルトより酸味が少なく、クリーミー。コンフィチュールを入れたり蜂蜜を入れたりフルーツと食べたり、食べ方はヨーグルトと同じである。私はヨーグルトよりも好き。だけど、カロリーはあるかもしれないのでご注意を。脂肪半減タイプでも十分クリーミーなので、ホールタイプを食べるともっとクリーミークリーミー…かもしれない。
 

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29 August 2005  

■ ガトー記 ■

 ■ Jean-Paul Hevinジャン・ポール・エヴァンのbon bonボンボン



■オレンジ風味、キャラメル風味・・・どれにしようかな。

 先日のツアーで、偶然私と同じデジカメを持っていて充電器を忘れて困っていた方がいたので、充電器を貸して差し上げた。
  たったそれだけのことなのに、その方は優しくも私にジャン・ポール・エヴァンのボンボン・オ・ショコラのアソートをおくってくださった!もらいすぎだと思ったけれど、ホテルに預かってもらっていたので受け取るしかなくて…。でも、もちろん喜んで頂いたのですが、これはきっとそれなりのお値段がすると思う。
 大切に夕食後に一粒ずついただいています。Nさん、どうもありがとうございます!
 それにしても、このテンパリングの美しさ!外のショコラの薄い層は、ミルク風味や、ノワールや、中のガルニチュールにあわせて変えてある。たとえばミルク風味のガナッシュにはミルク風味のショコラで。舌の上で滑らかにとけるガナッシュはほんのりバニラ風味。とても上品な甘さ。
  …気になる方は、日本の新宿伊勢丹でも手に入ります。
 

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■ お菓子屋さんDB ■

29 August 2005 現在

Jean Paul Hevin(ジャン・ポール・エヴァン:ショコラティエ)

231, rue Saint-Honore 75001 Paris (Palais-Royal駅)
tel: 01 55 35 35 96

他にも、3, rue vavin(vavin駅)などにもある。

***

ボンボン・ショコラはもちろん、ショコラを使ったケーキも、とてもおいしい。
サントノ通りのお店にはサロンもある。ボンボンは1つから購入可能なので、気軽に立ち寄ってみては。



■左:しっかりした箱に、リボンまでかかってまるでジュエリーボックス。

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30 August 2005  

■ コルドン記 ■

 ■ いよいよコルドン開始!



■早速、授業開始!これは先生の作品。作った後、撮影用にきれいに並べてくれる。

 今日からいよいよコルドンブルー開始。今後の時間割は今日わかることになっていた。
 午前中から始業式だったのだが、今日はそれで終わりかなと思っていると、午後からいきなりdemonstrationデモンストラシオン(シェフによるデモ)とpratique(実習) の両方が入っていた!
  コルドン・ブルーでは、シェフによるデモで数種類のお菓子を見せてもらった後、その後のプラティックでそのうちの1,2種類のお菓子を生徒がそれぞれ1台ずつ作ることになっている。プラティックはデモのすぐ次の授業にあることもあるし、翌日にあることもある。今日のようにすぐ後のほうがよく覚えているのでよい。
 今日のお菓子はgateau de voyageガトー・ド・ボワイヤージュ:焼き菓子。旅行にも持っていけるくらいつまりは日持ちのする焼き菓子のことだ。デモでは4種類作って見せてくれたのだが、そのうちの2種類を作った。どれも知らないお菓子ばかりだったが、アーモンドパウダーを使ったり、フィユタージュだったり、とてもわかりやすいものばかりだった。
 今日の目玉はfeuilletageフィユタージュ(パイ生地)。左下の丸い大きなお菓子がフィユタージュを使ったタルト。
 フィユタージュは普通、1,2回折る毎に1時間位ずつ冷蔵庫などで休ませながら作るのだが、1時間30分の授業で終わらせてしまうには冷凍庫ですばやく冷やしながら作るのだ。時間をかけて作ったものよりも、やや仕上がりは劣るが、それでもfeuilletage rapideフィユタージュラピッド(工程を簡単にして早く作れるようにしてあるパイ生地のこと)でもないのに、こんなに早くできてしまうのも驚きだ。
 私のお菓子のできは、まずまず…。とりあえず初日としては無難な出だしだったかしら。明日はショコラのタルト。

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■ お店DB ■

30 August 2005 現在

Le Cordon Bleu(ル・コルドン・ブルー:料理学校)

8, rue Leon Delhomme 75015 Paris (vaugirard駅)
tel: 01 53 68 22 50
 e-mail:paris@cordonbleu.edu
www.cordonbleu.edu
***

世界的に有名なパリの料理学校。料理コース、製菓コース、その他ワインやパンのコースもある。
日本人のスタッフの方もいて心強い。
デモンストレーションに参加することもできるので、旅行の際によってみては。



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31 August 2005  

■ コルドン記 ■

 ■ タイム・テーブル



■料理、お菓子、基礎、上級…コースごとに色分け

 1期分のタイム・テーブルを受け取った。それぞれのコースが色分けされ、わかりやすくなっている。ちなみに私のコースはオレンジ色。
 同じクラスの人が、コルドン・ブルー・パリ校の第一印象を「意外に小ぢんまりとしていると思った」と話していたが、これだけのコースがあって生徒も多いし、何より有名な学校だからもっと大きいと思っていたようだ。なるほど、そういわれてみればそうかもしれない。 料理、製菓にそれぞれ、基礎・中級・上級とあり、他にもワインのコースや短期コース、外部の特別コースなどとにかく色々なコースがある。これだけのコースを裁くのにしては、コンパクトだ。
 3ヶ月の時間割が分かったので、どのように過ごそうか、これから色々考えることにしよう。